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小野不由美 「東亰異聞」


再び、小野不由美さんの作品です。

明治時代の架空都市、東亰(トウケイ)を舞台にしたお話。
夜の町に火炎魔人や闇御前、辻斬りに人魂売りといった魑魅魍魎があらわれるようになり、被害を受ける人が続出。主人公の新聞記者 平河は、便利屋の万造と共に事件の真相を追ううちに、公爵家である鷹司家のお家騒動に辿り着き・・・といったSFファンタジー(?)。

鷹司家では主の夫人が亡くなってからというもの、実子ではない 常 と 直 のどちらが家督を継ぐかということでもめています。
以前小野さんの小説を、あっちの者とこっちの者との対比を描く、というように評している感想を読んだことがあったのですが、今回も、恵まれているけれど家督を持たない常と、恵まれなかったけれど家督を持つ直、そして、平河と万造の対比がありました。

小野さんの小説 『黒祠の島』 のテーマにもなってましたが、神仏統合(?)で宗教を規制したりすることで、封印されていたものが綻んでこうなったのだ、というようなお話。

おもしろくて、町並みが目に浮かぶようでした。
ただの謎解きで終わるだろうと思っていたけど、それにしちゃ万造がいいとこ持っていきすぎだろーと感じていたら、あのラスト。驚きでした!どこまで話を広げる気だろうと思ったけど。苦笑

贅沢を言わせてもらうなら、ただの謎解きで終わって平河と万造のシリーズものをもっと読んでみたかったかも。でも、妖しげで切なくて耽美感たっぷりな作品でした。

それにしても。。
この、古き良き文化や風習、それに魅力的なキャラ、ちょっぴりホラーな組み合わせがかなりツボです。こういう話、また書いてくれないかなぁ・・・


東亰異聞 (新潮文庫)東亰異聞 (新潮文庫)
(1999/04/26)
小野 不由美

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カテゴリー:[読む]あ行の作家

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