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2008.12.17 *Wed
夏目漱石 「夢十夜」
以前の千円札に載っていた夏目漱石です。 先日、初めて読みました。
私は日本の古い名作といわれる作品も割りと読みますが、なぜだか今まで漱石はあまり読む気がしなくて・・・人から「世にも奇妙な物語っぽいよ」と薦められて、ようやく手を伸ばしました。
『世にも奇妙な物語』、好きです。 というか、不条理なショートショートに弱いのです。。
んで、漱石。 まずタイトルが好みでした。
漱石というと 『坊ちゃん』 や 『吾輩は猫である』 のイメージが強く(読んだことないけれど)、人情味あふれるユーモア小説といった印象だったので、読んでみて驚きでした!
そのほとんどが 「こんな夢を見た。」 から始まる10コのお話。
どれも3〜4ページほどしかないのですが、ゾクリとしたり、不思議な話だったりで面白かった♪
子どもの頃、怖がりなくせに怪談話をよく読んでいた時期があって(苦笑)、その中で見かけたような話もあり、あーあれは漱石の作品がもとになってたんだ!とひとり納得。 日本的な怖さも感じられます。
寝ている時に見る夢って自分でも想像つかないような荒唐無稽なものであったりするけど、それを他者が聞くと、ものすごくシュールな世界だったりしますよね?
印象に残っているのは 『第三夜』 『第七夜』 『第十夜』 です。
特に 『第七夜』 は、主人公が決意し行動に移したあとの後悔や恐怖がすごく伝わってきました。
とても救いようのない話で、読後も妙にずっしりと重かった気が・・・
やっぱりすごい人だったんだ! と再認識(失礼ですが・・・)。
他に 『文鳥』 『永日小品』 という作品も収録されています。
『文鳥』 は文鳥を飼うことになった主人公の生活ぶりが書かれています。
そして 『永日小品』 はたくさんの短編(エッセイ?)小品を集めたもの。
こちらには飼い猫のことが書かれていたりするのですが、夏目家で飼われるペットたちは悲惨だなーと思ってしまいました(苦笑) フィクションかもしれませんけど・・・
主人公の動物を可愛がる気持ちはあるけれど、めんどくさがりで ついついほったらかしにして、あげく人のせいにしてしまうところは妙に人間くさくて、あきれながらも親近感のようなものが・・・?
とはいえ、『永日小品』 の方は 『夢十夜』 ばりの怖い話もいくつかありつつ、留学中の話や作家仲間の話もありで、なかなか楽しめました。 なかでも 『火鉢』 という話が好きです。。
・・・何だか漱石に対する印象はだいぶ変わりましたね。 想像していたよりもっと庶民的で人間くさい人なんだと。 他にも面白い作品がいろいろあるんだろうなぁ・・・
いずれ他の作品にも手を伸ばしてみようと思います。
私は日本の古い名作といわれる作品も割りと読みますが、なぜだか今まで漱石はあまり読む気がしなくて・・・人から「世にも奇妙な物語っぽいよ」と薦められて、ようやく手を伸ばしました。
『世にも奇妙な物語』、好きです。 というか、不条理なショートショートに弱いのです。。
んで、漱石。 まずタイトルが好みでした。
漱石というと 『坊ちゃん』 や 『吾輩は猫である』 のイメージが強く(読んだことないけれど)、人情味あふれるユーモア小説といった印象だったので、読んでみて驚きでした!
そのほとんどが 「こんな夢を見た。」 から始まる10コのお話。
どれも3〜4ページほどしかないのですが、ゾクリとしたり、不思議な話だったりで面白かった♪
子どもの頃、怖がりなくせに怪談話をよく読んでいた時期があって(苦笑)、その中で見かけたような話もあり、あーあれは漱石の作品がもとになってたんだ!とひとり納得。 日本的な怖さも感じられます。
寝ている時に見る夢って自分でも想像つかないような荒唐無稽なものであったりするけど、それを他者が聞くと、ものすごくシュールな世界だったりしますよね?
印象に残っているのは 『第三夜』 『第七夜』 『第十夜』 です。
特に 『第七夜』 は、主人公が決意し行動に移したあとの後悔や恐怖がすごく伝わってきました。
とても救いようのない話で、読後も妙にずっしりと重かった気が・・・
やっぱりすごい人だったんだ! と再認識(失礼ですが・・・)。
他に 『文鳥』 『永日小品』 という作品も収録されています。
『文鳥』 は文鳥を飼うことになった主人公の生活ぶりが書かれています。
そして 『永日小品』 はたくさんの短編(エッセイ?)小品を集めたもの。
こちらには飼い猫のことが書かれていたりするのですが、夏目家で飼われるペットたちは悲惨だなーと思ってしまいました(苦笑) フィクションかもしれませんけど・・・
主人公の動物を可愛がる気持ちはあるけれど、めんどくさがりで ついついほったらかしにして、あげく人のせいにしてしまうところは妙に人間くさくて、あきれながらも親近感のようなものが・・・?

とはいえ、『永日小品』 の方は 『夢十夜』 ばりの怖い話もいくつかありつつ、留学中の話や作家仲間の話もありで、なかなか楽しめました。 なかでも 『火鉢』 という話が好きです。。
・・・何だか漱石に対する印象はだいぶ変わりましたね。 想像していたよりもっと庶民的で人間くさい人なんだと。 他にも面白い作品がいろいろあるんだろうなぁ・・・
いずれ他の作品にも手を伸ばしてみようと思います。
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